欲しかった電動工具を手に入れた、使ってみたい、と思った時。
耳栓することを、おすすめします。
電動工具を使う時は、耳栓の利用をおすすめします
何かを つくるとき、電動工具はとても便利です。
用途に応じて様々なものがあって、目移りしてしまいますね。
ですが、今回おすすめするのは、工具ではありません。
耳栓です。
なにか特別な耳栓を紹介するわけではありません。
ご自身でお持ちなら、工具を使うときは是非つけてほしい。
という話です。
もう、話したいことはこれで全部なのですが、
理由についても知ってもらえたら、と思います。
お持ちでない方へ、いろいろ試せて便利なセットも紹介しておきます。
私も最初は、家にあった使い捨ての耳栓を使っていましたが、
これを買って、自分にジャストフィットするものを探しました。
実際に使ってみると、
耳栓の硬さ、形状などで、フィット感とか付けやすさが全然違います。
価格も手ごろで、試しやすいです。
今では、この中で気にいった耳栓を、個別に注文して使っています。
また、イヤーマフも持っていて時々で使い分けています。
自動カンナなど、とてもうるさい工具の場合、耳栓+イヤーマフにしてます。
耳栓をすすめる理由
結論から申し上げます。
耳鳴りがするようになる、かもしれないからです。
私自身が、そうなんです。
こうなってほしくないので、是非に、とおすすめしています。
もちろん、使用頻度と時間によります。
たまに工具を引っ張り出して少しだけ使う、
といった方には、必要ないのかもしれません。
さて、DIYで、よく取り上げられる木工。
その中で、電動丸ノコという工具があります。(以下、丸ノコ)
簡単に木材の切断ができるので、最初に揃えたい工具のひとつです。
私も、DIYをはじめて最初のうちに買った覚えがあります。
この丸ノコを使っていた時の話です。
当時、薪ストーブと薪風呂を使っていたので、薪が大量に必要でした。
そこで、廃棄されるパレット(大きい荷物などを載せるためのスノコのようなもの)を
もらって、丸ノコで細かく切って薪にしていました。

(写真 ズラリと積まれたパレットと 猫)
パレットの釘で打ち付けてある部分は、避けて切っていくのですが、
時々、釘も一緒に切ってしまって、刃のチップ(刃先)がとんだり(外れたり)します。
丸ノコのチップ(刃先)が一部なくなると、途端にうるさくなります。
丸ノコが、木を切りたくない、と抗議しているようです。
通常、刃を交換しますが、仕上がりを気にするわけではないので、
構わずにジャンジャン切ってました。
当時は、もちろん耳栓などしていません。
パレットをもらっては切って燃す、またもらう、何年もの間、こんな感じでした。
切り刻んだパレットの数は、控えめに言ってトータル1500枚は越えてます。
「なで斬りにしてやるぜ」
と息巻いて連日、朝から晩までバッタバッタと切ってました。
作業を終えたある日、
「あれ、まだ丸ノコの音がする?」
甲高いキーンとした音が、まだ頭の中で響いています。
これが、はじまりです。
もちろん、耳鼻科に行きました。
そこで告げられたのは、
耳鳴りは治らない
ということでした。
「耳鳴りは、大なり小なり皆さんあることなので・・・云々」
何か、薬を処方してもらえば治るだろう、
などと考えていた私は、
(この音がこの先、一生、頭で響いているのか・・・)
ショックで、耳鼻科の先生のお話も後半うろ覚えです。
というわけです。
耳元で鳴るようになってしまってからでは、もう遅いです。
そうなる前に、是非なんらかの対策をしてほしいです。
おわりに一言
最後まで読んでいただきありがとうございます。
DIYでよく用いられる100V仕様の工具は、
プロの木工所などに置いてある200V仕様の工具より、甲高い音がなる傾向があります。
これから、工具のレビューなど書くことがあるかもしれませんが、
私が、是非に、とおすすめしたいものは多分これだけです。
今、こうして記事を書いている間も
頭の中ではキーンと甲高い音が響いています。
体調不良や、疲労がたまると、音がおおきくなったりします。
なので、今では体調のバロメーターだと思っています。
開き直りです。
ヤケクソです。
是非とも皆様、ご自愛ください。
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