平面図、立面図ができたらそれをもとに断面図を描いてみます。
断面図は家を縦切りにしたものを真横から眺めたような図です。
ホールケーキを切ったら、中のスポンジやフルーツなどが見えてくるように、
家の中身をイメージする図面といった感じです。
意匠図で、位置、高さ関係の納まりや、仕上げ材などより詳しく描いた矩計図などや、
構造図で、中の構造や納まり方を把握すること描いた軸組図なども、断面図の仲間になると思います。
知りたいこと、伝えたいことが、一番分かりやすい部分を縦切りにするとよいと思います。
詳しくは、専門家のサイトを参考にされてください。
建築の断面図の切り方【切断位置を選ぶポイントは3つ】・・どの部分を図面にすればよいのかポイントごとに解説されてあります。
断面図を描いてみました
私の場合は、構造的な部分を主に見たいので、通り芯で切り取った軸組図のような感じで描きました。
X軸方向の通り芯、4番で切り取った図面です。
Y軸方向の中心で切り取った図面です。
柱や梁が、どのように配置されているか、わかるようにしました。
小屋伏図などと見比べて、きちんと符合するようにします。
おわりに一言
最後まで読んでいただきありがとうございます。
断面図と書きましたが、これはほぼ軸組図といったものですね。
とにかく、家の骨組みをはっきりさせるために用意したものです。
セルフビルドを考えているなら、家の構造はしっかりと把握しておきたいところです。
これは後に、構造的な伏図とあわせてプレカット業者さんとの交渉にも使います。
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