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motok(モトケイ)と申します。
九州在住。50代、男子。
DIY歴30年位、ものづくりとアニメが好きです。
座右の銘「結果オーライ」

DIYで,木造平屋を建てる【建て方編4】梁、桁などの横架材と 梁架け

DIYで,木造平屋を建てる【建て方編4】梁、桁などの横架材と 梁架け

梁や桁などの横架材の中で感じた、どっちが梁?桁? という疑問と、

DIYで行った梁架け作業で、プレカット在来工法金物工法の架け方の違いなどを紹介しています。

目次

梁や桁などの横架材(おうかざい)

横架材とは、木造在来工法において横向きに組む構造材のことです。

ただし、土台は横向きに使いますが横架材には含まれません。

け渡しませんからね、、

土台以外は、棟木母屋、など横向きに使うものは横架材です。

平屋にはありませんが、2階建てなどに入る胴差しも横向きですね。

ところで、この横架材の中で疑問に思うことがありました。

どっちが梁(はり)?桁(けた)?

どっちが梁?桁? 

この疑問、ネットなどで調べてみると、

『 建物を上から見て長辺部分を桁行方向、短辺部分を梁間方向(妻方向)と呼びます。

桁行方向に架ける横架材が桁、梁間方向に架けるのが梁、になります。 』

という説明が多く見られます。

一般的にはそうなのかもしれませんが、、

これ、私としては腑に落ちません。

この説明だと、長辺方向が切妻になっている山型食パンのような家の場合、

どっちが梁?桁?

となってしまいます。

また、寄棟や入母屋の屋根、ピラミッド型の方形屋根などは、長辺方向、短辺方向問わず外周部分はすべて軒桁になります。

私の場合も、当てはまりません。

現在建築中の、この平屋で切妻部分の北面の横架材は、(下写真青色)になりますが、

その他の外周部分はすべて軒桁(下写真緑色)になります。

こんな感じです。

DIYで組んだ梁組の説明

ということで、

垂木を架けて屋根材を受ける部分が軒桁

小屋組みを受ける部分が梁、(上写真で、内側部分はすべて梁)

という理解でよいと思います。

設計士の友人にも聞いてみましたが、

「建物の長手方向だから桁とか、あまり聞かないね。」

って感じでした。

私としては、このような説明の方が誤解しにくいのではないかと思います。

また、写真にはありませんが、

平屋の場合この上に小屋組みがあり、軒桁と同じ方向で架ける母屋、テッペンに棟木、と続きます。

これら母屋、棟木は、桁材として呼ばれるときもあるようです。

こちらの記事で小屋組みの各部名称について紹介しています。

軒高とは、

ついでに、軒高について、

軒高とは、先ほど出てきた、軒桁の天端から地面(GL)までの高さのことです。

設計図に軒高を記す場面がありますよね。

これです。

私の場合の軒高は上写真の赤線部分になります。

ちなみに、図面上では3652mmです。測る場所(現状GL)によって多少違います。

DIYで,梁架けをしました

DIYで行った梁架け作業です。

プレカット在来工法金物工法、両方の架け方を紹介します。

一人作業は無理でした

試しに重機で梁を吊ってみて、掛けてみました。

一人作業の無駄なあがき

リモコンで動くような、ハイテク重機ではないので、微調整ができず、

脚立を上がったり下りたり、

重機に乗ったり乗らなかったり、

息が上がるばかりで、無理でした。

3本入れて、諦めました。

助っ人をお願いしました

無駄なあがきを済ませたところで、

助っ人をお願いしました。

DIYで行った梁架け作業

写真のように人力です。

所定の場所まで運んで、ヨイショッと持ち上げて梁を架けていきます。

マンパワーです。(使い方、間違ってますね)

人力で行った梁架け作業

ちなみに、一般的にはクレーン車と大工さんがたくさん来て、サクサク作業していき、

土台敷きから棟上げまでの建て方は、2~3日で終わります。

このような非効率な作業は行いません。

プレカット金物工法の梁架け

プレカット金物工法の梁の取り付け金具の写真

プレカット金物工法の梁は、柱に付いた金物と梁の切り込みを合わせて、ピン止めしていくような感じです。(上下写真 赤四角)

私の場合は、梁せいが2種類あり、取り付け金具も大きさが違います。

上写真の赤四角は梁せい240mm用で、赤丸は梁せい210mm用です。

 

プレカット金物工法の梁の継ぎ手の写真

上写真の赤丸部分は、梁の継手になります。

DIYで行ったプレカット金物工法の梁をカケヤで打ち込む様子

梁が斜めにならないように、両端を均等にカケヤで打ち込んでいきます。

DIYで行ったプレカット金物工法の梁をカケヤで打ち込む写真

金物の穴の位置が合うように打ち込んだら、

DIYで行ったプレカット金物工法の梁のドリフトピン打ち込みの様子

ドリフトピンを、叩き込みます。

梁せいが高くなると、ピンの数も増えます。

ひたすら、打つべし、打つべし、です。

あとは、番付に気を付けて、この作業のくり返しです。

下写真奥の基準にしている大矩になっている部分からはじめて、だんだんと手前に来るように組んでいきました。

DIYで行ったプレカット金物工法の梁が出来上がっていくところ

上写真赤丸の黒い突起に、この後小屋束が付け足されます。

プレカット在来工法の梁架け

プレカット在来工法の梁の仕口(接続部分)は、土台同様に蟻継ぎでした。

腰掛蟻継ぎ男木(写真赤丸)と、女木(写真赤四角)の写真です。

プレカット在来工法の梁の仕口

この部分は、壁面が斜めになるところで、仕口の位置もズレています。

付ける場所 (に1) は、こちら。

プレカット在来工法の梁(に1)の拡大写真

柱と梁の場合は、平ほぞ継ぎで加工してありました。

柱のほぞにまで、番付が書いてあります。

って、注目すべきはそこじゃないですね。

仕口の順番、間違えてます。

ドンマイ。

梁は、ピンを外せば抜けるので問題ないです。

「やっちまったな」となるだけです。

写真左の梁を一度抜いて、付け直します。

で、組みあがった写真が、こちら。

プレカット在来工法の梁(に1)のおさまり

こんな感じになります。

後ほど金物で補強します。

ドンドンいきます。

DIYで行ったプレカット在来工法の梁架けのホゾ部分

梁のほぞ穴に、柱のほぞをはめ込んでいきます。(下写真赤丸 柱ほぞ部分)

ほぞが柱に対して45度になっているところもありましたが、並べると梁に対して一直線になっています。

自分で加工していないので、「こんな風になるんだ」って感じです。

梁の下になる柱には、金物の入る穴があります。(上写真赤四角)

DIYで行ったプレカット在来工法の梁架けの様子

ほぞ部分を合わせながら、設置していきます。

上写真赤丸部分は、梁の継手です。

今度は、オスメスの順番を間違えないように気を付けます。

DIYで行ったプレカット在来工法の梁継ぎ手の様子

ほぞと、継手部分を均等に叩いて入れ込んでます。

ほぞ部分は細いので、ネジって折ったりしないよう慎重にしました。

下写真は、付けた終えたところです。(赤四角 継ぎ手部分)

プレカット在来工法の梁の蟻継ぎ部分

上写真赤丸は、梁を架ける為の蟻継ぎの部分です。

反対側から見た写真です。

プレカット在来工法の梁架けボルト引き用の穴

この部分は、後でボルトを付けられるように加工されています。(上写真赤丸)

このような加工がない場合は、羽子板ボルトなどで引っ張るようにすると思います。

作業が進んで、だんだん組み終わってくると入りずらい部分が出てきました。

スムーズにハマらなかったのは2か所。

まず1カ所目は、片持ち梁になっている部分でした。

ここは、下写真赤枠部分のようなほぞ組になっていましたが、これがなかなか入りませんでした。

片持ち梁部分のほぞ組

その日は、押したり引いたり叩いたり、どうやっても入らず、そのまま終了です。

次の日、方法を変えてみました。

片持ち梁に繋がる梁の写真

片持ち梁に繋がる梁(上写真赤枠)も一度外して、丁字に組んでから、イッペンにはめ込んだら一発でハマりました。

二人で、「段取り悪いね。」

「ですね。段取り悪いですね。」

と、反省です。

ちなみに、このように梁に架ける梁を小梁と呼びます。

で、この梁は片持ち梁の小梁ということになります。

分かりづらいですね。

ハマった写真はこちら。

DIYで行った片持ち梁を架けたところ

もう1カ所は、最後に付けることになった梁でした。

1cm位狭くて、梁が入っていきません。

ほんの少しのようですが、無理に叩いても入りません。

DIYで行ったプレカット在来工法の梁をクランプで広げてはめ込むところ

悩んだ結果、パイプクランプで(写真赤枠)広げて入れてみたら、アッサリおさまりました。

ボルト引き

プレカット在来工法の梁は架けた後、外側からボルトで引っ張って固定するように加工してありました。

ボルト引きと呼びます。

そのままですね。

今回、使用したボルトです。

プレカット材と一緒に付属してきます。

プレカット在来工法のボルト引き用ボルト

付ける場所によって、長さはいろいろです。

プレカット在来工法のボルト引き用の穴

写真のように蟻継ぎの真ん中を貫くようにボルトの穴が空いてます。

プレカット在来工法のボルトのおさまり

先ほど手こずった片持ち梁の部分は、両方の桁から交差するように、段差をつけて難しい加工がしてありました。

ボルトの長さに気を付けて締め上げていきます。

ボルト引きした部分です。(下写真赤丸)

プレカット在来工法のボルト引きした写真

それぞれの梁を軒桁から固定しています。

ちなみに、金物工法で施工した部分はボルト引きの必要はありません。

ここは、在来工法と金物工法の梁架けの違うところです。

金物工法のほうが、シッカリと固定されて手間も少ないです。

ただ、斜めに付く仕口のなどは在来工法のプレカット加工でないと出来ないそうです。

どちらも、一長一短、といった感じです。

梁架け完了

ボルト引きまで終わったら梁架け完了です。

DIYで行った梁架け作業完了

だんだんとシッカリしてきました。

DIYで行った梁架け作業完了写真

写真のように、魚の骨みたいな梁組で南側がトンガっています。

こんな感じです。

おわりに一言

最後まで読んでいただきありがとうございます。

今回、助っ人をお願いしたのは、私がライスセンターでバイトしていた時に知り合った方で、細身なのに、めっぽう力持ちです。

とても気さくな方で、ヘビメタ好きでギターも弾けるロックンローラー、ロン毛、ピアスバチバチです。

カッコイイ。

「仕事が、終わってから数時間なら大丈夫。」

とのことで、夕方に2~3時間づつ延べ1週間くらい手伝っていただきました。

助かりました、めっちゃ楽でした。

確かに梁を持ち上げたりするのは重いのですが、最初に重機で右往左往していたのと比べると雲泥の差でした。

大工さんには、笑われそうな作業でしたが、おしゃべりしながら楽しくできました。

このような方に出会えて、幸運です。

おしゃべりしながら梁架けする様子
やっと40記事達成です
よければ、お願いします。
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