壁量計算は、建物が地震や台風にどれくらい対抗できるのか、バランスはとれているのか、といった事柄をみるのだと思います。
その際、建物の耐力壁などを根拠に安全性を確保できるように考えていくものだと理解しています。
私は専門家ではないので、プロの方々のサイトや意見を参考にしてください。
リンクを貼っておきます。
耐力壁・・ウィキペディアによる耐力壁の解説です。
壁量計算 (壁量計算のフロー)・・モデルに従って、壁量算定していくことができます。
壁量計算と構造計算の違いは?1分でわかる意味、違い、木造、4分割法との関係
壁量計算(耐力壁図・判定) (例)・・国土交通省による例示です。(PDFが開きます)
壁量算定図を描いてみました
充足率判定に関する図面です。
4分割法に関する図面です。
いずれも、判定がOKになるようにします。
私は、窓(開口部)を増やしたりしたので、何度かやり直してます。
建物が細長い形で、風圧に抵抗する短い部分の壁面が充足率を満たさなかったため、
その部分の壁倍率を、変更しました。
壁倍率は仕様によって決められており、施工する際はその通りにしなければなりません。
耐力壁には、大きく分けて、筋交いによる方法と、構造用合板による方法があります。
私は、構造用合板による方法をとるつもりです。
リンクを置いておきます。
構造用合板耐力壁の告示が変わりました・・施工方法による例示です。(PDFが開きます)
おわりに一言
最後まで読んでいただきありがとうございます。
壁量計算の計算式自体は、掛け算、割り算など小学校までに習うようなもので、それほど(斜辺部分を除く)難しいものではありません。
斜辺部分は、少し難しいかもしれませんが、算数が苦手の私でもなんとかできました。
あとは、単位に注意すれば(繰り上げなど必要になる場合もあります)できると思います。
セルフビルドを考えている方は、壁量計算を避けては通れません。
安全性に関する事柄です。しっかりと検討してください。
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