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motok(モトケイ)と申します。
九州在住。50代、男子。
DIY歴30年位、ものづくりとアニメが好きです。
座右の銘「結果オーライ」

DIYで,木造平屋を建てる【建て方編7】小屋組みと 棟上げのお祝い

DIYで,木造平屋を建てる【建て方編7】小屋組みと 棟上げのお祝い

DIYで行った小屋組み作業の紹介です。

プレカット業者さん2人に手伝っていただき、棟上げまで行いました。

その時に頂いたお祝いがメチャクチャ嬉しかったことと、ささやかな餅まきについても触れておきます。

目次

棟上げとは、

棟上げは、「上棟」とか「建前」などとも呼ばれます。

よく聞く言葉なので、ご存知と思いますが、少し触れておきます。

在来工法(木造軸組工法)において、最後にテッペンにいれる部材を棟木(むなぎ)と呼びます。(写真赤丸)

この棟木をいれて、構造材の骨組みが完了する工程が棟上げです。

母屋と棟木の位置関係

このタイミングで「上棟式」などを行うのが一般的です。

ただ、最近は省略される場合も多いそうです。

「上棟式」を省いたとしても、工事の安全を祈ったり、大工さんをねぎらうことは、やりたいですよね。

DIYで,棟上げしました

DIYで行った小屋組みから棟上げまでの作業の紹介です。

梁の上に小屋束を付けて、その上に母屋、棟木をのせていきます。

梁架けの記事はこちらです。

小屋束をつけました

小屋束のプレカット材です。

揺れ止め(小屋貫)を付ける部分には、金具がついています。(写真赤丸)

小屋束のプレカット材

小屋貫が付くのは3ヶ所です。その他の場所は、筋交いを付けておくことにします。

小屋束のプレカット材の平ほぞ

小屋束は、梁に金物でピン止め、母屋や棟木にほぞ継ぎ、といったかたちになっていました。

梁に付いている小屋束用の金具

小屋束を差し込むための金具(写真赤丸)が梁の上に並んでます。

ここに番付にあわせてブスリと差し込みます。

小屋束を組んでいる写真

はめ込んで、ドリフトピンを打ち込む。これまでと同様です。

小屋束や小屋貫を組んでいる写真

切妻部分から組んでいきました。小屋貫が入ったところですね。

それほど重くないので、取り付けに困ることはありませんでした。

段々になっている和小屋組

こんな感じで、和小屋組は段々になって高くなっています。

これが、洋小屋組になると三角形(トラス)を構成する斜めの部材も入って、全体で荷重を分担して負担します。

その分、長いスパンも架けられます。

洋小屋組プレカットの場合、事前に組み上げた小屋組みを、クレーンで吊り上げて取り付けるのが一般的だそうです。

これは、ボチボチ建てていく私にはチョット向いてませんね。

在来工法(木造軸組工法)の和小屋組の写真

在来工法(木造軸組工法)の和小屋組は、母屋、棟木の荷重をそれぞれの小屋束が真っ直ぐに受けるので、組み方がシンプルで分かりやすいです。

ただ、南側の寄棟部分は、小屋束や、母屋、隅木などの部材を見ただけでは、どんな感じで組み付けるのか、よく分かりませんでした。

こちらが、小屋束です。

寄棟部分の小屋束

小屋束に対して斜めに母屋が付くので、ほぞが斜めになってます。一番上は、ほぞが半分だけです。

小屋束を立てたところです。写真の赤いところに母屋が入ります。

寄棟部分に小屋束を付けたところ

ここら辺の仕口は、難しい造りになっていました。

組んでいるときに、

「ああ、こんな風におさまるのか、、なるほど。スゴイ。」

とか、思ってたんですが、写真を撮ってませんでした。残念。

雲筋交いをつけました

雲筋交いとは、小屋組み部分に付ける筋交いのことです。

高いところにあるからなんでしょうね。

小屋束を見上げた写真

筋交いなので、小屋束の頭を繋ぐようにして揺れ止めとして付けました。

こうやって見ると、なるほど雲筋交い、って感じです。

雲筋交いを見上げた写真

ちなみに、雲筋交いは外したりせず、付けたままにしておきます。

そのつもりで、シッカリと付けました。

雲筋交いの写真

写真赤線の部分が雲筋交いです。

小屋貫が入っていない部分に、建ち(垂直)を揃えるように入れてます。

小屋束に雲筋交いをつけたところ

こんな感じに付けました。

プレカットの母屋、棟木、隅木

小屋貫が入ったら、この上に母屋、棟木、をのせていきます。

プレカットされた母屋や棟木

こちらが母屋です。左端は棟木になります。

寄棟部分の母屋は難しい加工がしてありました。(写真右側)

矢印の方向に隅木が付きます。

隅木を受けるプレカット加工

隅木(すみぎ)とは、寄棟屋根などで屋根面同士が斜めに接する部分に入る部材です。

この部分は、隅棟(すみむね)とか降棟(くだりむね)とも言われるそうです。呼び名がいろいろあって迷いますが、当ブログでは隅木で統一します。

下写真の尖がったやつが、隅木です。

プレカット加工された隅木

プレカットで加工できるのはこの隅木のみで、あと2か所はできないとのこと。

後ほど、現場でどうにかします。

助っ人をお願いしました

小屋束まで入れたところで、助っ人をお願いしました。

以前、プレカット業者さんに
「1日くらい、手伝いに行ってもいいですよ」
と、伺っていました。

なんでも、はじめて取引するところには、手伝いに行ったりするのだそうです。

今後の取引を考慮してのことなのだとか。

ここにも、来て頂けると聞き、お言葉に甘えることにしました。

「私のところに来ても、次のところに繋がるわけではないんですけど、、大丈夫ですか?」

業者さん

大丈夫ですよ~

理由を尋ねると、私の人柄を挙げていただきました。過分な言葉でしたが、とてもうれしかったです。

モトケイ

ありがとうございます。
よろしくお願いします。

私は、作業内容と、足場がないことや、全て手作業になることなどを伝えました。

プレカット業者さんは以前、打ち合わせで現場にも来ていて、現場の感じも作業の様子も、ご存知なので、それらを踏まえたうえで快くOKして頂きました。

業者さん

では、日程をあわせて2人で伺います。

プレカット業者さん登場

当日、プレカット業者さん達が到着して、サクサクと段取りを決めていきます。

私は、ふむふむ。なるほど。と、手際よい様を見てました。

最初は、プレカット業者さん2人が上がって、私は下から部材を渡す、ということになりました。

母屋を並べるプレカット業者さん達

足場が組んでないので、梁の上や梁に渡した足場板を慎重に歩きます。梁に上げた母屋なども足場にしてます。

下から見るとそうでもないんですが、上から見ると結構、怖いです。

順番に、下から母屋を手渡しします。

下から、母屋を手渡ししてるところ

で、番付通りに母屋をほぞに入れて、、カケヤで叩き入れる。

この繰り返しです。

母屋を取り付けるプレカット業者さん達

母屋の鎌継ぎの方向がチドリになっていたので、ひとつ飛ばしで組んでいきました。

何故、互い違いに組んでいるのか尋ねると、構造のバランスをとる為に、この様な仕様になっているのだそうです。

「最低限、継ぎ手が1箇所に揃うのだけは避けなくてはいけませんね。
その上で均等になるように考えていきます。」

とのこと。なるほど、よく考えられてます。

組み上がった写真を見ると、継ぎ手の場所と方向が互い違いになっているのがよく分かります。

互い違いに組んでいる母屋

小屋束と母屋の ほぞ継ぎ部分は、かすがいで補強するのが一般的だそうです。

接続金物などはありましたが、かすがい、用意してませんでした。すみません。

プレカット業者さんが代案として、垂木用ビスでも大丈夫、とのことで、母屋の頭から垂木用ビスで固定することになりました。

梁に乗って垂木用ビスを付けているところ

垂木用ビスを付けているプレカット業者さん。

垂木用ビスを付けているプレカット業者さん

途中から、「私も上に登りたい」
と言って交代してもらいました。

切妻屋根の部分が済んだので、寄棟部分の母屋に取り掛かってます。

いつの間にか、棟木も上がってます。

寄棟部分の母屋を組んでいる写真

棟木、母屋が入ったら、最後に隅木を入れていきます。

この部分は現場でカットすることになっていたんですが、通りを見てみると残念な事実が判明。

残念な事実が判明したところ

切断するところがボルト引きに、掛かります。

軒桁を梁にビス止めして、ボルトを抜いてから切ることにしました。せっかく難しい加工をしてもらっていましたが、仕方ありません。
後ほど金物で補強することにします。

切断は、丸ノコで切って、後は手ノコです。

ちょうど、ボルトの穴を切るようなラインでした。

片持ち梁を切っている様子

切り落とした、梁です。

ボルト用の加工のあとが分かります。(下写真赤丸)

切り落とした梁の写真

ボルトを抜いたのは残念でしたが、隅木のおさまりはマズマズでした。

隅木のおさまり

赤枠の部分が隅木です。通りを見てもらいながら、片持ち梁部分にビス止めしてあります。

ラスボス感のある隅木の写真

なんだか、棟木のようにラスボス感のある隅木を付けて、上棟完了です。

棟上げ完了

お2人に手伝って頂いたおかげで、母屋から棟上げは1日で完了です。

2025年棟上げ完了写真その1

隅木部分のボルトを抜くことになったのは残念でしたが、それ以外、トラブルもケガもなく無事に棟上げできました。

2025年棟上げ完了写真その2

棟木と母屋の様子です。この後に入れる垂木用のミゾが加工してあります。

こんな感じです。

2025年棟上げ完了写真その3

魚の骨みたいだったのが、象のようになってきました。

棟上げのお祝い

通常、棟上げまできたら「上棟式」を行います。基本、主催者は施主です。

神主さんによる安全祈願や、大工さん達をねぎらって、ご馳走したり、ご祝儀を渡したりします。

ネットで見ると、ご祝儀の相場は棟梁1〜3万円、職人3千〜1万円。なのだそう。

施主に対しても、親族など集まっていただいたから方々から「上棟祝い」を、いただけることも。

こちらは、5千〜1万円が目安。なのだそうです。

やったことないので、よく分かりません。ただ、これは一般的な施主の方も同じみたいで、工務店、ハウスメーカーの方々にリードして頂けるようです。

そもそも「上棟式」を行うつもりは無かったので、こういったことは全く気にしていませんでした。

ところがです。

棟上げのお祝いを頂きました

手伝いに来て頂いたプレカット業者さんのお2人から、棟上げのお祝いを頂きました。

「祝棟上」とノシのついた、お酒が2本。

プレカット業者さんのお2人から頂いた、棟上げのお祝い

手伝ってもらった上に、お祝いまで、、

チョットもらい過ぎですね。

予想だにしなかったことで、とても、とても嬉しかったです。

そもそも、誰かに祝って貰えるなんて思ってませんでした。

困りました。お返しできるものがないです。

「今日は本当に、ありがとうございます。」

と、帰り際に、気持ちばかりのご祝儀を渡しました。でも、

業者さん

いや、大工さんじゃないんだから、こんなに貰えません

と、半分は返されてしまいました。上記の職人さん分くらいは受け取ってもらいましたが、、
最初は、

業者さん

仕事で来てるんで、頂けません

と頑なでした。

誠実な業者さんに巡り会えて、私は幸運です。

おわりに一言

最後まで読んでいただきありがとうございます。

後日談です。

上棟式とまではいきませんでしたが、自分たちで安全祈願と棟上げの餅まきをしました。

頂いたお酒と、塩を盛ってある様子

頂いたお酒と、塩を盛って、工事の安全を祈ります。

皆で工事の安全を祈ります。

並んでいるのは家族3人と、餅まきに誘った娘のお友達です。

「ケガ無く安全にできますように・・」

四方に頂いたお酒と塩をまいて安全祈願しました。

四方に頂いたお酒と塩をまいている写真

やり方は、よく分からないので適当です。

それから、ささやかな餅まきをはじめます。

餅やお菓子以外に小銭も入ってるので、娘のお目当てはコチラ。

拾うのは娘と友人、猫と猫。

餅まきの様子
「福は~内」
掛け声違うかも。

皆に、ささやかな福が舞い込みますように。

よければ、お願いします。
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